継続は力、感動の定期演奏会!

2012年5月 2日 (水)

 ゴールデンウィークの前半、29・30日。初夏の日差しに若葉が美しく映り、街行く人々の表情も軽やかです。その両日、トキログにもありますように、吹奏楽部とマンドリンギター部の定期演奏会があり、私も期待を胸に聴きに行ってきました。

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 吹奏学部は現役生に加え、毎年OGが大勢応援に来てくれます。舞台に上がり生徒たちと一緒に演奏したり、裏方を手伝ったりと、さすが伝統の厚みを感じさせます。客席にも卒業部員やその保護者の方たちも多数お見えになって演奏に惜しみない声援を送ってくださっていました。ステージは迫力の演奏と寸劇を含めたエンターテインメント満載の楽しい内容で、2時間という時を忘れてしまうほどの魅力あふれる演奏会でした。

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   そして翌30日にはマンドリンギター部の第40回定期演奏会に行ってきました。本校でマンドリンギター部を設立した宮田蝶子先生が現在に至るまでコーチとして指導にあたって下さっていて、まさに本校が誇る伝統の部です。プログラムはクラシックから、ラテン、ポップスと弦楽器の心地よい演奏にいざなわれ、さまざまな世界が広がり心豊かなひとときとなりました。こちらも、卒業生が受付などの応援をしてくれていました。

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 どちらも高校三年生にとっては卒業公演となります。ひとりひとりのこれまでの成長に胸が熱くなり、会場からも惜しみない拍手が送られていました。学年が上がるごとに重くなる責任を果たし、たゆまぬ努力を続けたからこそ得た達成感と、仲間との絆はひとりひとりの中で一生ものの財産となるにちがいありません。まさに「継続は力なり」です。高校三年生からバトンを受け取り、後輩の生徒たちにとって新たな一歩が始まりました。それぞれの部の伝統を引き継ぎ、さらに発展させてくれるものと願い、彼女らの奮闘や活躍を見守りたいと思います。

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トキワなでし娘

2012年4月17日 (火)

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 入学式の日満開だった校庭の「ソメイヨシノ」に続き、エントランス脇にある珍しい「アマノガワ」の桜が、今うす桃色の花を咲かせてくれています。新学期が始まり2週目、オリエンテーションをすべて終え、学校はいつもの生活のリズムを刻んでいます。

 オリエンテーション期間中、高校二年生は、一年生の家庭科で縫い上げた浴衣を着付けるセンスアップ講座がありました。生徒たちはこの日を心待ちにしていましたが、私も着付けの先生方と一緒に手助けをするのが毎年の楽しみとなっています。

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 若い人は覚えるのが早いといつも感心するのですが、生徒たちは先生方の着付けや帯結びのバリエーションをよく見ながら、はじめは裾捌きや、使い慣れない帯に苦労したものの、3回目ともなるとほんの数分で帯を締め上げるまでになります。しかも帯の裏表のカラーコーディネイトや形の変化を楽しむ余裕までできます。

 「煙が立ち昇るがごとく」立ち上がり、「水に沈むがことく」座る。浴衣を着ての立ち居振る舞いも様になってきます。日本の文化を知り、その場にふさわしい所作を身につける。制服とはちがう『トキワなでし娘』たちの姿に、担任の先生は目を細めるばかり、生徒以上にうれしそうでした。

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  ≪生徒の感想より≫

 「1度見ただけでは理解できなかったけれど、3回も練習すると楽に結べるようになりとてもうれしかったです。日本の伝統である和装の着付けを今高校生のときに教えてもらえ、大変いい機会だったと思いました。」

「昔の人は毎日自分で着物をこんな風に着ていたと思うと大変だったろうなと思いました。帯をしめることで背筋も気持ちもぴんと引き締まりました。家で着てるジャージとかパジャマがいかに楽で気持ちもだらけてしまうか分かりました。」

「姿勢やお辞儀の仕方に関しては、浴衣を着てなくても日常生活の中でも生かせるのでどんどん実践していこうと思います。」

「母が仕事で着物を着るので、それを何度も見ていましたが、自分で着るのは初めてで、見ているだけでは伝わらない難しさがありましたが、楽しかったです。」

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弥生巣立ちの時

2012年3月 5日 (月)

 3月3日、桃の節句の日に高校三年生が卒業していきました。このところ不安定なお天気が続いており、当日朝もうす雲が広がっていましたが、式が始まる頃には青空が広がり、気持ちも一層晴れやかになりました。卒業生たちの日頃の行いが大変よかったのですね。

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毎年のこととは言うものの、毎回私自身も緊張を覚えながら式が始まります。卒業証書を手渡す時におめでとうと声をかけるのですが、背筋を伸ばし卒業証書を受け取る生徒たちひとりひとりから感謝や決意が伝わってきて、こちらも胸がいっぱいになります。トキワ松学園で培った心と力、そして数え切れないほどの想い出を糧に、「鋼鉄に一輪のすみれの花を添えて」、豊かな人生を切り拓いていってほしいと願っています。

 夕方から行なわれた謝恩会では、式とは一変して、いつものはちきれんばかりの笑顔と歓声に会場中が包まれました。各クラスの出しものは実に個性溢れていて、いつ準備していたのかしらと思わせるほどの完成度の高さで、驚かされ感心するばかりです。担任や主任の先生方との厚い信頼関係、強い絆に深い感動と感慨を覚えるうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。

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 卒業対策委員のお母様方には、お嬢様が受験で大変な時期に長い時間をかけご準備いただき、本当にありがとうございました。そして謝恩会委員の卒業生のみなさん、心のこもった楽しい企画をありがとうございました。

 卒業生のみなさんには、またその笑顔で母校を訪れてくれる時を楽しみにお待ちしています!

 

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心をひとつに!

2012年1月28日 (土)

 正月明けのスキー教室で、生徒達とともに新雪の中でスキーを満喫し始まった3学期でしたが、昨日の音楽コンクールでは心をひとつに歌い上げようとする生徒達のひた向きな姿に、心を揺さぶられ、感動の1日となりました。

 会場である目黒パーシモンホールの大ホールに徒歩10分で行くことができるため、当日も教室で最後の確認ができるという恵まれた環境で迎えた本番。中学1年生の初々しい歌声から、円熟味を醸し出す高校二年生の響きまで、各クラス個性あふれる演奏がホール中に広がりました。

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 でも、私が最も楽しみにしているのは、時折教室を回って様子を見たり歌声を聞かせてもらう練習途中にあります。ご想像に難くないとおり、生徒達は出席状況や練習方法について衝突したり、物別れに陥ったりするなど、実に様々なことが各クラスで起きます。自分達でそれらをどのようにして乗り越え気持ちをひとつにできるか、練習方法をどう工夫したらよいか、詩の想いをどのように音に載せるのか、などなど喧々諤々の議論になることもあります。

 担任の先生にとっては、そんな時どのように寄り添ったり後押しをするのかが大切であり、悩む点でもあります。ですから、音コン前の職員室はクラスの様子や指導についての話題が飛び交います。指導について研修の場でもあるのです。

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 ひとつひとつのクラスにさまざまなドラマがあって本番を迎えるので、ステージで見せる生徒達の姿は、やり切ったすがすがしさに溢れていて、本当に輝いて見えます。そして、この場に生徒たちと共にいることができる喜びで一杯になるのです。

 生徒達には、ひとりではできないことも、仲間と力を合わせれば達成できるという経験をたくさん積みなさいと言っています。本音をさらけ出せること、弱音を吐けること、お互いを認めた上で同じ目標に向かうこと。すぐにできそうなこれらのことも、案外お互いに気を使い過ぎてできないこともあるのです。「合唱」の持つ力を借りて、人生を生き抜くために必要なこれらの力をつけるための貴重な機会として、伝統ある音楽コンクールの精神を、生徒達は今年もまたしっかり受け継いでくれました。

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「わたしの部屋」

2011年12月26日 (月)

 22日に終業式を行い、長く盛りだくさんだった2学期も幕を閉じました。冬休みに入り、学校は部活動の生徒達に加え、今日から高校生対象に冬期講習が行なわれています。中でも、高校二年生は最終日に合格するまで下校できないという英単語のテストがあり、格別気合を入れて勉強していることと期待を寄せているところです。

 さて、いつものように廊下を歩いていると、つい先日までなかった職員室前の壁に一枚の絵が飾られています。タイトルは「わたしの部屋」。全体は濃淡柔らかな青い色調でおおわれていますが、よく見ると中央にかわいい女の子の顔が見えます。そう、これは卒業生の阿部千鶴さんの作品なのです。

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阿部さんは本校卒業後、現役で東京芸術大学日本画科に合格。同大学院を修了後、数多くの個展やグループ展で作品を発表してきました。第34回創画展では奨励賞を、第36回同展では創画会賞を受賞し、全国にファン層を広げています。この作品のモデルは阿部さんの娘さんだそうです。

 生徒達と一緒に絵を見ていると、はじめは気づかなかったカタツムリや紙風船、ヨット、うさぎもいる、といろいろなものが浮かび上がってきます。「きっと女の子が遊んだり、興味をもったものなのね。」 見る者の想像がどんどん広がっていきます。愛情豊かに育まれた少女は、今日も見るもの聞くことに好奇心を膨らませていることでしょう。

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              校長室には「Birthday」と名づけられた作品が。

 

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-絆- 結婚指輪で支援活動

2011年11月30日 (水)

 塚本さんのお母様からお便りが届きました。塚本さんは在校中文化祭実行委員長として活躍した、バイタリティー溢れる卒業生で、現在は表参道にある彫金工房に勤めて十年以上経つといいます。その工房は主にマリッジリングの注文作製や彫金教室などを行なっており、塚本さんは総務や広報を担当しているそうです。

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そんな中この度の大震災が起こり、自分達に何ができるかを考えた塚本さんは、マリッジリングをつくってつけていただこうと思い到ったのです。つてをたどって陸前高田に入り、現地の方達と少しずつふれ合いを重ねながら、学校の教室を使わせていただけるようになり活動が始まりました。結婚指輪が流されてしまった方や、これから結婚する方等どなたでも一緒に指輪をつくりましょうと呼びかけ、これまで何回か教室を開いてきたそうです。

 『自然を前に人は無力でも、人に対して私たちは、指輪は必ず役に立てる。そう信じて私たち指輪屋さんは屋台活動を始めることにしました。明日には光を愛おしく感じてもらえれば。大切な人をずっと近くに感じてもらえれば。』  (パンフレットより抜粋)

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 指輪づくりを通して大切な人との絆を確かめ、前に進む力の源になればという塚本さんの想いは、きっと現地のみなさんに届いていることでしょう。塚本さんの地道な支援活動をを陰ながら応援すると共に、これから厳しい冬に向かう被災地の方達の復旧復興が一日も早く進むよう祈らずにはいられません。

                       

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記念式典で合同演奏 

2011年11月29日 (火)

 11月22日は創立記念日。今年本学園は創立95年となりましたが、併設のトキワ松学園小学校は創立60年の節目を迎え、本校体育館で記念式典が行われました。

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式辞や祝辞の後、小学生による晴れやかな祝賀の呼びかけがあり、それに続いて中高吹奏楽部と小学校トキワバンドの合同演奏となりました。初めての交流演奏でしたが、パワフルで元気いっぱいの演奏に小学生たちは大喜び。体でリズムをとったり、今にも踊りだしそうなくらい楽しんでいる様子でした。練習の成果が表れ、祝賀の式典にふさわしい立派な演奏でした。

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教育実習に向け授業見学

2011年11月14日 (月)

 首都大学東京3年生の稲葉さんは、数理科学を専攻しています。数学と情報の教員免許状を取得するため、この後期も12コマ履修しているそうです。今日は、来年の教育実習の準備として母校を訪れ、中学1年から高校3年まで様々な数学の授業を見学・研究しました。

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 忙しい大学生活の傍ら、塾の講師や家庭教師など教える経験も積んでいる努力家の稲葉さん。授業見学を通して、教える側と教わる側の両面から発見することが多くあり、収穫大だったようです。トキワ松の学園生活をふりかえり、あらためてこんなことを話してくれました。「トキワ松の先生はどの先生も授業を工夫しながら熱心に教える先生ばかりです。そして、先生と生徒の距離が近く、本当に親しみやすい先生ばかりです。これは、馴れ合いということではなく、先生方が生徒ひとりひとりと向き合ってくれているということで、生徒も先生方を信頼し何でも相談できる環境だったと思います。どの先生も卒業生のことをよく覚えてくれていて、いつでも母校に帰ることができるのは心強いと感じます。それと、中高時代は人としての土台をつくっていく大事な時期なので、勉強はもちろん大切だけれども、行事や部活に一生懸命になること、これも将来力強く生きるための基盤としてとても大事だとあらためて思います。」

 大学でさらに力をつけ、来年実習生として迎えるのを楽しみにしたいと思います。

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生徒に負けず満喫しました、修学旅行。

2011年11月10日 (木)

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どうです、この写真。先生達が実に伸びやかに楽しんでいる様子が伝わっているでしょうか。場所は九州阿蘇の山々を一望できる「大観峰」。

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高校二年生とともに行った修学旅行は、例年より温かく、お天気にもほぼ恵まれた中で行われました。生徒達は実に元気そのもの。学ぶ時は真剣に学び、楽しむ時は存分に楽しみ、よく食べ、よく寝て(?)、想い出をたくさんつくることができたと思います。そんな生徒達に負けじと、先生達も満喫しました!雄大な阿蘇の懐に抱かれ、新鮮な空気を胸いっぱい吸い、この笑顔と相成りました。

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                     2日目稲佐山より眺める長崎の夜景ツアー

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自主制作の映画を上映します!

2011年10月22日 (土)

 今日も卒業生がたずねてくれました。東洋学園大学3年生の石橋さんは、大学の勉強も頑張っていますが、このたび映画を制作し、スタジオを借りて上映することになりました。トキワ松在校中は、軽音楽部で活躍し、大会でも入賞し高校生バンドとしては大変珍しいことだそうですが、ZEP東京で演奏したこともある卒業生です。

 大学でも2年生までバンドを続けていましたが、3年生になって表現活動を音楽から映像へと広げていったようです。話を聞くと、バンド活動をしていた時から映画の構想は浮かんでいたといいます。映画の中の音楽も作曲し、高校時代のバンド仲間や大学で知り合った友人とともに、お母様に借金して作り上げた初の作品です。ファンタジーで20分ほどの作品に仕上がっているとのこと。ちらしもすてきなデザインに仕上がっています。興味のある方はぜひご覧下さい。

     『世界が終わる夜に』  世界の終わり ― それはあっけなくって、残酷なほどに美しい。 

       11月11日(金)~13日(日) 時間毎 1日10回上映予定  入場無料

       下北沢  ANNESSE BONA 5F

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